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2003/10/25 |
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夜勤明けの午前10時半。 品川から電車を乗り継いでNくんとの待ち合わせ場所である平和台駅へ。 約束の時間を過ぎても彼はなかな現れない。 彼の携帯に電話をしてみると、眠そうな声。 どうやら いま起きたようだ。 |
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結局、15分ほど遅れてNくんと無事合流。 今回は別にあらかじめタイムスケジュールの決まったものではないので、特に問題なし。 そんなもんは折込済みっすよ。(笑) おもむろに前もって買っていた切符を渡し、「ど、何処に行くの?」という彼の質問には「ひ・み・つ(はあと)」 と答え有楽町線に乗車、10分ほどの距離の和光市駅へと到着しました。 |
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駅前からタクシーに乗り込み、ドライバーさんに「ここへお願いします」とメモを渡します。 あくまで行先を言わない私、不安げなNくん。(笑) ほどなくして車は国道254号線(川越街道)沿いに広大な敷地を持つ、陸上自衛隊・朝霞駐屯地の営門へと入ります。 朝霞駐屯地は、東京都練馬区と埼玉県朝霞市・和光市・新座市の4つの行政区画にまたがっている、総敷地面積約90万u・演習場約70万uを有した広大な施設です。 関東1都10県の防衛の中枢および災害等の支援の中心地として、東部方面総監部(司令部)をはじめ、各種教育部隊・実戦部隊・音楽隊、そしてオリンピック等に多数選手を輩出している体育学校などの22個部隊が所在している、首都圏防衛の要ともいえる駐屯地でもあります。 広報センターは、陸上自衛隊の多岐に渡る活動を継続的に、かつ体系的に紹介する施設として平成14年4月にオープンしたばかり。 これまでの陸上自衛隊の広報活動は、マスメディアやイベントを通した情報発信が主体であり、それもその時だけのものに過ぎませんでした。 このため、陸上自衛隊の活動について一般の知るところは主に災害時等の救援活動の報道程度で、その本来の任務である国の安全保障について ほとんど情報を得る機会がなかったのが実状ではないでしょうか。 こうしたことから同センターは、見学のための手続きなどを一切不要とし、主に若年・女性層を対象に気軽にアクセスできる施設とするとともに、 体験型を中心とした展示内容を充実させ、来館者が陸上自衛隊やその活動をより身近なものとして実際に感じとれるようにしたのが大きな特徴と言える施設となっています。 |
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広報センターの敷地へ入るとすぐに、このいかつい車が出迎えてくれます。 この車は平成13年度から配備が始まった「ライトアーマー」のニックネームで呼ばれる「軽装甲機動車」という車輌。 これまで自衛隊には、いわゆる「ソフトスキン」(非装甲、要は普通の車)車輌しかなく、このサイズの車輌としては装甲を持つものが無かった。 装甲を持つことで、前線での安全性が増すだけではなく、災害時の活動にも幅が広がる(粉塵や煙に対しての心配が少ない)事から、開発が急がれていた物です。 ここで展示されているのは、開発時の各種テストの役割を終えたその試作車とのこと。 |
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館内に入ってまず目に入ったのこちら。 「モーニング娘。」のポスターですな。 これまで自衛隊の広報ポスターには自衛隊にゆかりのある(家族に自衛官がいる等)タレントさんが登場していた事がありましたが、さすがに「モーニング娘。」の場合は違うよなぁ・・・? このポスター製作の関係からか、平成15年度の富士総合火力演習には「つんく」が招待されていました。 私は招待券外れたけど。(泣) このポスター、評判は上々のようです。私も「なかなかやるな石破(防衛庁長官)。」なんて思ってしまったり。 ただ、せっかくならそれぞれが陸海空自衛隊の持つ多様なユニホーム姿で写っているバージョンなんかもあれば良かったのに・・・ とも思っている私。 ・・・どうせ私はコスプレ好きですよ。(爆) |
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入口に詰めている隊員さんから館内案内のパンフを頂き、順路に沿って進んで行きます。 まずはエレベーターで二階に上がり、写真の「陸上自衛隊のあゆみ・遺産」を見学。 前身の警察予備隊創設から保安隊を経て、半世紀もの伝統を持つ陸上自衛隊の歴史と、大多数の国民が自衛隊を意図的に無視していた過去の風潮のために埋もれていた、自衛隊の知られざる活躍の記録、そして諸外国の軍隊からも賞賛を受けたPKO活動の記録などが整然と陳列されています。 |
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この展示室には5点の絵画が掛けられています。 「創設式典で故・吉田茂首相の観閲を受ける部隊」 「東京オリンピックでの支援活動」 「第一回日米合同演習」 「カンボジアPKO活動」 「阪神大震災での救援活動」 それぞれ、陸上自衛隊にとって大きな転機を迎えた時の様子が描かれています。 |
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続いて今度は1階の「展示・体験フロア」へと進みます。 |
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まず目に入るのがこちらの「90式戦車」。 1990年に制式化された戦後第3世代(第2時大戦以後の分類。第1世代は〜ベトナム線ごろまで、第2世代は〜1970年代後半ごろまでと言われる)の主力戦車です。 120mm砲を搭載し、アメリカの「M1」やフランスの「ルクレール」・イギリスの「チャレンジャー」・ロシアの「T80」等の先進国主力戦車に勝るとも劣らないトップクラスの性能を誇っています。 一台10億と言われるお値段もトップクラスですが。(ある意味最大の弱点かもしれません) |
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Nくんがなにか覗きこんでいました。 説明プレートを読むと、90式戦車の砲手席とあります。 戦車の巨大な車体な中にある乗員の搭乗スペースは、こんなにコンパクトなのです。 |
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こちらは対戦車ヘリコプター、AH-1S「コブラ」。 1984年から配備されている、細身のシルエットが印象的なヘリです。 最初の2機は研究用にアメリカから購入、3機目以降は国内のメーカーで2000年までに92機がライセンス生産されました。 陸上自衛隊の持つヘリでは唯一戦闘に特化した物と言えますが、本来は戦闘用のレーダー・暗視装置等が災害時の観測・偵察にも非常に有効とされています。 この細身のデザインは、正面からの被弾の可能性を少しでも減らす為で、2名の乗員は前後に並んで搭乗します。 ちなみに前が射手(ガンナー)、後ろが操縦士(パイロット)となります。 登場から20年近く経つため、後継にニコラス=ケイジの映画で有名(?)なAH-64「アパッチ」が採用される事になりました。 |
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この金網に囲まれた迷彩柄の箱は、AH-1Sのフライトシュミレーター。 画面の動きにに合わせてガクガク動き、臨場感たっぷり。 |
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フライトシュミレーターの隣にはこのような天幕(テント)が張ってあります。 こちらは迷彩服を実際に着用させてくれるコーナーとなっていて、お子様から大人まで様々なサイズが用意されているようでした。 いなみに、管理人・Nくん共に着てみる勇気が出ませんでした。(←別に勇気がいるものでもないのに) |
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展示フロアには他にもこのように現行の迷彩服を始めとするユニホーム類や隊員が携行する火器のうち代表的なものが見やすく展示されています。 |
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その裏側にはこのように実際に身に付けて体験できる防弾衣や背嚢(リュックサックの親玉みたいなもの)が用意されています。 これは実際に身に付けてみましたよ〜。 |
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1階フロアの外にも展示スペースがあり、ここにも各種装備が展示されています。 順番に見ていく事にしましょう。 |
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まずはこちら「74式105mm自走榴弾砲」。 我が国初の自走砲ですが、陸上自衛隊の公式サイトにも掲載されていません。 なにしろ数台で生産が打ち切られたもので。 その訳は、デビュー翌年に「75式155mm自走榴弾砲」が制式化され、そちらの装備を充実させて行く方針になってしまったからなんですが・・・ |
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こちらは「74式戦車」。 1974年に制式化された戦後第2世代に属する、国産としては2代目の戦車です。 当初「90式」の配備と共に引退していくはずでしたが、「90式」の配備数が修正された関係(なんせ、お値段が・・・)で、まだまだ現役で活躍しています。 105mm砲を搭載し「砲塔の曲面で敵弾をあらぬ方向へと逸らす」というコンセプトで開発されました。 砲の横に付いている「箱」は赤外線サーチライト装置ですが、現代では自ら赤外線を発すると敵に簡単に探知されてしまう為、現役の「74式戦車」では改良が施されています。 |
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この平べったいスタイルの装甲車は「クーガー」の愛称で呼ばれる「96式装輪装甲車」。 1996年から配備された10数人の隊員を一気に運べる装甲輸送車です。 これまでの装甲輸送車は装軌(いわゆる「キャタピラ」ですが「キャタピラ」は○菱の単なる「商標」です)タイヤ式となった「96式」では主に舗装道路での機動性が向上することとなりました。 同じような人数を運べるトラックよりも見た目通り頑丈なため、瓦礫や悪路での走破性が高く、特に災害時の活動に強いと言えるでしょう。 |
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続いてこちらは「89式装甲戦闘車」。 「ライトタイガー」と呼ばれるこの車は、現代戦において歩兵が戦車とともに機動作戦を行うことが多い状況を鑑み、ある程度の火力を持ち、敏速に行動できる装甲戦闘車が必要となった事から開発されました。 乗員3名の他に隊員7名を乗せ、戦車と共に行動することが可能、さらに搭載している35mm機関砲や対戦車ミサイルで敵に対峙することもでき、さらに災害時には武装を外して通常の装甲車と同じく救援活動も行える、使い勝手の良い車に仕上がっています。 ただ・・・他国の同クラスの車輌と比べるとお値段が。(笑) |
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1987年に制式化された国産としては初の自走高射(対空)機関砲がこちらの「87式自走高射機関砲」です。 その名の通り、対空戦闘が得意なため「スカイシューター」というニックネームで呼ばれています。 車体は74式戦車の車体(砲塔から下)を改造してを利用し、砲塔には四角形の捜索レーダーと円盤形の追尾レーダーやレーザー距離測定器、追跡用テレビカメラなどが搭載されているハイテク技術の塊。 1分間に550発を発射する35mm機関砲を2門装備しコンピュータと連動した射撃を行います。 しかし、一両15億といわれる価格が災いして数がいまだに出揃わないのはいかがなものかと。 |
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この変わったスタイルの「94式水際地雷敷設装置」は、海に囲まれたわが国に上陸しようとする敵を水際でくい止めるため、水際地雷(機雷)を敷設するための車両、と言うか舟と言うか。 水上でも行動できるように水陸両用の車体となっています。 製造メーカーも自動車メーカーでは無く、造船メーカーだったりします。 |
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ふとみると、傍らにいたNくんがいません。 館内の「射撃シュミレーター」の前にいました。 このシュミレーターはいってみればただのゲームみたいな物なんですが、やってみると意外に歯ごたえがあってなかなのものでした。 この装置は2台あり、「90式戦車」と「AH-1S」の2種類の射撃シュミレーションを楽しむ事ができます。 順番待ちの人もいなかったので、ひとしきりこれで遊んだ我々はこの後館内の「3Dシアター」に入ってみることにしました。 |
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3Dシアターの外観です。
入場する際に係のWAC(Woman-Army-Corps=ワック=女性陸上自衛官)から3Dグラスを渡されて席につきます。 始まった作品は円谷プロ製作の「レンジャー」というタイトル。 陸上自衛隊最強の誉れ高いレンジャー。 その証であるバッジを目標に想像を絶する過酷な訓練に挑む若き隊員達の姿をリアルに描いた(もなにも出演は現役隊員ですが)感動作でした。 この3Dシアターの上映作品は定期的に変わるようです。 |
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3Dシアターを出た我々は、館内を一通り回ったこともあり、こちらのグッズショップを覗いて見ます。 定番のキーホルダーやポスター、Tシャツに帽子からお菓子まで他では手に入らないグッズがこれでもかと並んでいます。 |
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で、これなんですが。 フジテレビで放送されている「トリビアの泉」で紹介されたお菓子、「撃」です。 さすが65へぇ、残念ながらこの日は売り切れとなっていました。 |
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管理人がよせばいいのにグッズを買ったのを最後に広報センターを後にした我々は、徒歩で来たときとは別の駅へ。 時間は昼時をちょっと過ぎたくらいでしょうか。 小腹が空いたのでなにかちょっと口にしたいと思っていたらNくんが「いいものが売ってる」というのでそれを買うことにしました。 |
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そのいいものとはコレ。 このご時世にあってひとつ60円、驚きのお値段でした。 あんこたっぷり、アツアツで大変美味しゅうございました。(笑) |
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たいやきを平らげた頃、電車がやってきました。 この電車で我々は池袋へ出てきちんと食事をとろうということに。 |
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池袋に到着。 この街は管理人にとって思い出深い街だったりもしますが、それはまぁ置いておくとします。(汗) 東口にある洋食屋に入った我々は、ここで改めて互いの近況や共通の友人達の話題をおかずに食事を楽しんだ後、再開を約束して別れたのでありました。 |
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で、これが本日の収穫です。(笑) パンフレット数部とZIPPOライターにストラップ、吸盤で窓にくっつくマスコット。 ライターとストラップはともかく「吸盤で窓にくっつくマスコット」って・・・。 |
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